活・生親ガニの捌き方(カニ汁・カニ飯等用)
親ガニでしか味わえないこの味!
短冊切りにした大根を入れたカニ汁や、プチプチとした外子の食感、カニの旨味が凝縮されたお出汁でつくるカニ飯は、鳥取の冬の味覚です。ご家庭でもチャレンジしてみませんか?
生の親ガニを、カニ汁やカニ飯にする場合の捌き方の一例をご紹介します。
準備するもの
まな板、包丁、軍手
部位の紹介
親ガニ全体をタワシで水洗いし、汚れを落とします。
まな板の上に、親カニを仰向けの状態で置き、刃先が滑らないよう前かけ(フンドシ)の真ん中に包丁を突き刺すように入れます。
前かけ(フンドシ)部分を押さえると内子が出てしまうので、脚の部分を持って支えます。
ゆっくりと下側まで切ったら上下をまわし真ん中から口側へも切り進めます。
腹側が切れたら裏返し、甲羅側を切ります。
腹側と同じように真ん中から下側へと口側へ分けて切るようにします。
半分にしたらカニの内子やカニ味噌をこぼさないように気をつけながら、甲羅を手で外していきます。
甲羅を外した部分にエラ(ひだ)がありますので、手で取るか、包丁を使って取り除きます。
カニ汁にする場合はこれで完了です。 →カニ汁レシピへ
カニ飯にする場合はカブ、脚はすべてブツ切りにします。→カニ飯レシピへ
※安全のために軍手をはめて行って下さい。
セラミック包丁などは欠ける場合がありますので、使わないようにしましょう。